ロシアより愛をこめて

昨日につづけて007、シリーズ2作目。1963年公開。
今作も主演はショーン・コネリー。オープニングがエロい。

オープニングでドクターノオの復讐、見たいなことをいってたけど、原作小説としてはドクターノオより前の作品なんだなってことを、いまWikipediaを見て知りました。

実は僕、007シリーズって作品間のつながりってほとんどないと勝手に思い込んでいたんだけど、昭和ライダー程度にはあるんだなって事をはじめて知った。
ただドクターノオ見てないとスペクターという言葉が唐突過ぎて、それが何なのかよく分からないんじゃないかなーとも。
いまからするとそうでもないかも知れないけど、当時の人からすると、ね。

昨日はドクターノオを見た感想で凄くシンプルに感じたと書いたけど、それからすると物語の流れもギミックも随分洗練されたなーと感じた。冷戦を下敷きにおいた三つ巴の争い。特にグランドの動きなんかはずいぶん不気味に感じさせるものがあった。

007といえば秘密兵器なイメージがあったんだけど、それの登場も近作からなのか。とはいえ、僕のわずかな記憶のなかにあるようなSFじみたものでなく、当時でも十分実現できたのではないかと思えるような牧歌的なものだけど。

そしてボンドガール。ドクターノオでは中盤まであっちいってこっちいってな感じだったけど、今作ではヒーロー、ヒロインの構造が物語のごく始まりの部分ではっきりと作られている。僕の007に対するイメージが正しいのであれば、2作目の時点で007のギミックの根幹が完成したのではないだろうかと思える。

しかしタチアナは凄い美人だね。どことなくハーフタレントのローラに似てるかも。
目鼻立ちがハッキリしてるからそう見えるだけだろうか。

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